CARE(Child Adult Relationship Enhancement 通称ケア)は、アメリカのオハイオ州シンシナティ子ども病院で生まれた、子どもと大人の絆を深めるための心理教育プログラムです。プログラムでは、講義だけでなくロールプレイも実施し「子どもと効果的に関わるスキル」を学んでいきます。学んでいくスキルは、どれも効果が実証されているものです。直感ではなくスキルを学ぶため、日常で練習を繰り返す事でより向上させていく事が可能になります。また、スキルを学ぶ事でポジティブかつ「省エネ」に子どもとやりとりが出来るため、大人側の疲れを和らげるなんていう効果もあるように実感しております。CAREは個別の相談の中でもお伝えする事が出来ます。講座、もしくは相談の中でのご希望を教えて下さい。
子どもとの療育をスタートさせて頂く上で、提案させて頂きたい事があります。まず子どもがお母さんの言う事を全然聞かない場合、心理士である我々も子どもに言う事を聞かせる事は出来ません。なので、そんな時にまずは日頃の保護者様の本人への関わりのコツを教えて下さい。その上で、CAREのスキルをその子の状態に合わせて一緒に学んでみませんか。子どもが言う事を聞くようになったら、その喜びを一緒に分かち合いましょう。
CARE-JAPANホームページ
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